正解がわからないことをすることが仕事らしい

飲み会の席で先輩に、営業やってて何が一番辛いか?と聞かれた。

 

お鍋とりわけながら話しかけられたから、一瞬なんだろーなと考えたけど、営業始めてから一番辛かったことは「正解がわからないこと」だったと思い出した。

 

そしてもう少し突っ込んで考えると、「私はマニュアルやルールがあることをこなすのは得意だけど、正解がなく、自分で作らなければいけないことが苦手で、辛かった」。

 

営業になって初めて思ったことは、教科書ないの?やり方どっかに書いてないの?ってこと。

 

今思うと「ゆとり世代」って感じの思考回路だなーと思うけど、当時は本気で思ってたし、ルールがない中でどうやってやればいいのか、わからなかった。

 

そしてそれが、「営業が辛い」の正体だったと思う。

 

担当の先輩はいたけど、放任されていたし、お客さんは新規ばかりで担当者の名前さえわからない。

 

当時は100人規模の本部へ何年ぶりに新人1人で配属されて、女性で営業やってるのも1人。一番年齢が近い人も6個上だった。

 

知らない人、年上ばかり、男性ばかりの職場で、さらに仕事もやり方が「わからない」。これが本当に辛かったなー。

 

その話を先輩にすると「お金もらってるんだから当たり前じゃん。遊びじゃないんだよ」と一喝。

 

まぁ、おっしゃる通りそうなんですけどね、、、正論すぎてちょっと凹んだ。

 

今思えば、確かにそうだな、私が甘かったなと思う。誰かに教えてもらえるというスタンスでやっていたし、社会人としての自覚まったくなかった。

 

でもさ、みんなどうやってその自覚を身につけるの?いつ身につけたの?私はやっと去年くらいからわかってきたよ笑笑

 

みんな、自然に身につくものなのかな。私が疎すぎなだけなのか?

でも入社年次浅い人には同じような考えの人いるんじゃないかな。

 

そんな人たちには伝えたい、「わからないこと」それがお金もらって仕事することらしいよって。