お客さんのことが信頼できなくなる時

これまで色んな営業ノウハウ本読んできたけど、どの本にも「営業はお客さんから信頼されることが大切です」と書いてある。

 

実際にそうだと思う。

信頼があってこそ、お客さんはその人とあってくれるし、買ってくれる。

 

営業だけじゃなく、誰とどんな仕事をするにしても「信頼」って、とても大切で、社会人としての根っこの部分だと感じている。

 

だから、営業として私が【お客さんのことが信頼できなくなる】ことがあると、悲しくなる。

 

ある商談で、お客さんのことが信じられなくなることがあった。

 

自分のいいように物事を進めて、その人のルールが絶対。悪い方向に進もうとすると自分に責任のないように、逃げる。

 

その人は、「誠意ある対応」をしているつもりらしいが。

 

また、負けた理由を聞きに言ったその場で「結局最後は既存の取引があるところに決まる。」と言われ(今回の商談はこちらが既存業者をひっくり返そうとしていた)、おそらく既存の業者に選定するための出来レースだった感を感じた。

 

出来レース。。。か。

それを、知ってしまうととても虚しくなる。

 

自分がやってきたことはなんだったのだろうか?と。頑張ったことは無駄だった?

いや、出来レースでも私の提案がもっと素晴らしければ逆転できていたのでは?と。

営業としては、やるべきことはやっていたつもりだが、これは営業の力不足だった、、のだろうかと。

 

全力を尽くして、全力で負けたのなら納得がいくが、全力を尽くしても、既に答えが決まっていたことほど、虚しいことはない。

 

まぁその他にも色々とあり、お客さんに対しての信頼がなくなった。

 

何か言われたら頼まれたらしても、「どうせまた取引はしないくせに、こちらの情報を引き出して使われるんだろうな」と思ってしまう。

 

上司からも、そういうお客さんだったと割り切って、あまり時間と手間を注ぎすぎない程度にドライに付き合えと言われる。

 

そうだよね。。。

わかってるけど、モヤモヤする。

 

これがビジネスだと言われてしまえばそれまでだけど、私だって、人間なんだから、傷つくよね。

 

うん。

 

また、次を考えよう?